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古いホームページの作り直しが必要か判断する5つのサイン

古いホームページの5つの課題と、作り変えを判断する基準

10年前に作ったホームページがそのままになっていないでしょうか。私が相談を受けるとき、経営者から「古いサイトはどうしたらいいか」という質問を非常によく受けます。 実は、ホームページを作り変えるべき時期には、明確なサインがあります。費用や手間の話もありますが、その前に「本当に作り変えが必要か」を判断することが大切だと私は考えています。一度、10年前のホームページがいま何を失っているのか、一緒に見てみましょう。 ■ スマートフォンで見ると、ひどく読みづらくなっている これが最も一般的なサインです。10年前は、パソコン向けのホームページを作るのが主流でした。当時のサイトをスマートフォンで開くと、文字は小さく、タップできるボタンのサイズは手指に合わず、余計な操作が必要になります。 いまは、ユーザーの6割以上がスマートフォンでアクセスすることが普通です。古いサイトがスマートフォンで読みづらいと、訪問者はすぐに去ってしまい、お問い合わせの機会を失ってしまいます。私の見てきた範囲では、この一点だけで問い合わせが半減しているケースも珍しくありません。 ■ ページの読み込み速度が明らかに遅い 昔のホームページは、容量が大きい画像をそのまま載せることが多くありました。また、ホームページ作成に使われる技術(HTML、CSS、JavaScriptなど)も進化しており、10年前の書き方は今の基準では非効率です。 読み込みが遅いと、訪問者はストレスを感じます。検索エンジンも、ページの速度を評価の一つにしています。実測してみると、古いサイトは改修版より2〜3倍時間がかかることもあります。 ■ お問い合わせフォームが古い、または機能不十分 10年前のホームページは、メールアドレスの掲載だけか、簡単な問い合わせフォームがついているくらいでした。いまは、スパムメール対策が必須ですし、訪問者が迷わず連絡できるような工夫も求められます。 また、昔のフォームは、送信ボタンを押してから結果が返ってくるまで反応がなく、本当に送られたかどうか不安になることがあります。いまのフォームは、送信直後に「ありがとうございました」という確認メッセージが表示される仕組みになっており、訪問者の信頼感が全く違います。 ■ セキュリティの設定が古い、または不十分 これは見た目では分かりませんが、非常に重要です。10年前は、URLが「http://」で始まるホームページが大多数でした。いまは「https://」が標準です。この違いは、通信内容の暗号化の有無を示しています(技術的には、HTTPSはSSL/TLSというプロトコルを使い、通信を暗号化するものです)。 パソコンやスマートフォンのブラウザは、古い「http://」のサイトにアクセスすると、警告を表示することが増えてきました。訪問者は「このサイト、大丈夫なのか」と不安を感じてしまいます。検索エンジンも、セキュリティが弱いサイトは順位を下げる傾向にあります。 ■ デザインが明らかに時代遅れで、信頼感が落ちている 「2010年代っぽい」サイトを見ると、訪問者は無意識に「このビジネスは古い情報かもしれない」と感じ取ります。色使いやレイアウト、フォント(文字のデザイン)は、トレンドが変わります。 とくに、飲食店や美容室など「新しさ」が信頼につながる業種では、古いデザインはマイナスになりがちです。営業のコストが高い頃のホームページであれば、なおさら改めるべき理由が生まれています。 ■ 自分で更新できない、または更新が止まっている 10年前のホームページは、専門知識がないと更新できない作り方になっていることが多いです。そのため、作った後は制作会社に連絡するたびに費用が発生するか、面倒だから放置するかのどちらかになってしまいます。 いまは、ホームページを自分で更新できる仕組み(CMSと呼ばれるツール)が普通になりました。ブログを書くような感覚で、ホームページの内容を自分で追加・変更できます。これができると、季節ごとのキャンペーン情報や最新のお知らせを、すぐに反映できます。 ■ 作り変えの第一歩は、現状を正しく把握すること 上に挙げた項目が一つでも当てはまれば、作り変えを検討する価値があると私は考えています。ただし、全て当てはまるから作り変えが必須とも限りません。あくまで「お客さんの行動」と「ビジネスの目的」を起点に、判断する必要があります。 例えば、BtoBの製造業で、顧客がすでに決まっており、ホームページはカタログ代わり程度ならば、スマホ対応だけの部分修正で十分かもしれません。一方、飲食店で新規顧客を増やしたいなら、スマホでの見やすさは必須です。 ご自身のビジネスのステージや目的と、いまのホームページの状態を照らし合わせることが、作り変えの判断を大きく左右します。 CRE-COMMENCEでは、古いホームページからの乗り換えはもちろん、「今のサイトをどう改善すべきか」という相談もお受けしています。判断の段階から、お気軽にご相談いただけます。