ホームページ作り変え

ホームページの作り変え—準備から公開までにかかる期間

準備から公開までの実際の期間と、スケジュール短縮のポイント

ホームページを作り変える時、多くの企業の方から「新しく作り直すとしたら、どのくらいの期間がかかるのか」という質問をいただきます。経営を続けながら、古いサイトを新しいものに切り替えるまでのスケジュール感を知りたいのだと思っています。 私の見てきた範囲では、作り変えの期間は「どの程度の内容を用意できるか」によって大きく変わります。既存の情報をそのまま活かすのか、この機会に見直すのか、新しく撮影するのかで、3ヶ月で完成する場合もあれば、半年以上かかる場合もあります。今回は、作り変えの実際のスケジュール感と、期間を短くするポイントについてお話ししたいと思っています。 ■ 作り変えの全体スケジュール ホームページの作り変えは、大きく4つの段階に分かれます。企画・撮影などの準備期間、デザイン制作、コーディング(プログラミング)、そして公開後の確認と修正です。 準備段階では、新しいサイトにどんな情報を載せるかを整理します。既存の内容をそのまま引き継ぐなら1~2週間で終わりますが、「この機会に写真を撮り直したい」「新しい事業内容を追加したい」となると、どうしても時間がかかります。撮影の手配や原稿の作成で、1ヶ月以上になることも多いです。 デザイン制作は通常2~3週間をみています。制作会社が複数案を提案して、修正を重ねながら決定するまでの期間です。修正が少なければ短くなりますが、大きく方向を変えたいとなると延びることもあります。 その後のコーディング段階は、デザインを実際に動くホームページにする作業です。スマートフォンにも対応させ、テストを繰り返します。この段階は通常2~3週間ですが、複雑な機能が必要な場合はさらに時間がかかります。 すべての工程が終わった後は、本番環境での最終確認が1~2週間必要です。パソコンやスマートフォン、タブレットなど複数の端末で動作確認をして、問題がないか確認した上で公開します。 ■ 準備期間が短くなる場合と長くなる場合 期間を短くしたいなら、準備段階での判断が重要だと思っています。既存の情報をできるだけ活かして、「まずは新しい仕組みで公開して、その後少しずつ改善していく」という考え方です。完璧な状態での公開を目指すより、「今できる範囲で公開して、後から育てていく」という方針の方が、実務的には上手くいくことが多いです。 一方、期間が長くなるのは「新しく撮影したい」「原稿を全部書き直したい」というご希望をお持ちの場合です。これは本来、いい判断だと思っています。ただ、そうなると撮影の手配、原稿作成、その確認に2ヶ月近くかかることもあります。 もう一つ、修正の回数が期間に大きく影響します。デザイン案を見た時に「これでいい」とすぐ決断できれば短くなりますが、複数回の修正依頼があると、その都度1~2週間延びることになります。 ■ 古いサイトと新しいサイトの並行期間 よくご質問いただくのが「新しいサイトの制作中、古いサイトはどうするのか」ということです。制作期間中も既存のホームページは動き続けるので、問い合わせや情報更新があれば、古い方で対応することになります。 新しいサイトが完成したら、古い方から新しい方へ、通常は1日で切り替えます。ただし、ドメイン(ホームページのアドレス)を引き継ぐ場合は、事前に設定を調整しておく必要があります。その設定がしっかりできていれば、切り替え後も検索エンジンの認識がスムーズに移り変わっていきます。 ■ 期間を見積もるときの質問項目 制作会社に問い合わせるときは、以下の点を整理しておくと、より正確な期間が分かると思っています。 「新しく撮影する予定があるか」「既存の情報をそのまま使うか、書き直すか」「デザインのイメージは決まっているか」「修正が発生した時はどの程度の回数を想定しているか」などです。これらの点が決まると、作り変えの全体期間がぐっと見通しやすくなります。 私の経験では、「とりあえず新しく公開して、後から改善していく」というお考えの方は、準備から公開まで2~3ヶ月で進むことが多いです。一方、「完璧な状態で公開したい」というご希望だと、4~6ヶ月をみておいた方が無難だと思っています。 ホームページの作り変えは、期間よりも「どの時点で公開するか」という判断の方が、実は重要だと感じています。完璧を待っていると、ビジネスの機会を逃すこともあります。当社では、ご状況に応じて柔軟なスケジュールをご提案できますので、気軽にご相談いただきたいと思っています。