AIチャットゲーム「chat-mate」— 企画から公開まで、AI駆動開発で自社サービスを構築
相手が人間かAIかを見破るランダムチャットサービスを、設計・開発・SEOまで一気通貫で開発
見知らぬ相手と雑談し、最後に相手が「人間かAIか」を判定するチャットゲームを自社開発。企画設計からリアルタイム通信・AI応答・SEO対策までを短期間で構築し、維持費ほぼゼロの構成で公開しました。

課題
「相手が人間かAIかわからないランダムチャット」 という企画を、個人事業の規模で成立させるには2つの壁がありました。 1つ目は運用コスト。 常時接続のチャットサービスはサーバー費用が固定でかかるのが通例で、収益化前のサービスには重い負担になります。 2つ目はゲームの成立性。 AIの返答は「即レス・長文・丁寧すぎる」という特徴からすぐに見破られてしまい、そのままでは五分五分の駆け引きになりません。 低コストと「人間っぽさ」の両立が最大の課題でした。
ご提案・対応
インフラはCloudflare(Workers / Durable Objects / KV)に全面採用し、固定費をドメイン代のみに抑えた構成を設計。会話はWebSocketでリアルタイム中継し、会話ログを一切保存しない「一期一会」設計でプライバシーリスクも同時に排除しました。 AIの「人間っぽさ」には特に注力し、返信の遅延計算(受信文字数・返信文字数から算出)、「入力中…」表示、吹き出しの分割投下、確率的な誤字の注入までをサーバー側で演出。さらに年代・テンション・笑い方・句読点の癖などを組み合わせる「ペルソナガチャ」を実装し、毎回違う相手と話している感覚を作りました。判定結果に応じて出現率を週次で自動調整する仕組みも組み込み、正答率が55%前後(五分五分の駆け引き)に収束するよう設計しています。 開発にはClaude Code(AIコーディングエージェント)を全面活用し、企画ドキュメントからの実装・デザイン・SEO/AIO対策・テストまでを1日で完了。検索エンジンとAIクローラーの両方に対応するため、ビルド時プリレンダリング(SSG)、構造化データ、llms.txtも整備しました。
成果
・月額固定費ほぼゼロ(ドメイン代のみ)で常時稼働するチャットサービスとして公開 ・AI応答コストは1セッションあたり数円に抑制。利用量に応じた完全従量型の費用構造を実現 ・企画確定から公開まで約1日という開発スピードを実証(通常のWebサービス開発の数週間〜数ヶ月に対して) ・会話ログ非保存設計により、個人情報リスクを構造的に排除 ・NGワードフィルタ・通報機能・利用規約/プライバシーポリシーを初期リリースから完備し、広告審査に対応
納品物・成果物
Webアプリケーション本体(チャット・マッチング・判定システム)/ AIペルソナ生成エンジン / 週次自動バランス調整(Cron)/ SEO・AIO一式(SSG・構造化データ・sitemap・llms.txt・OGP画像)/ 利用規約・プライバシーポリシー / ロゴ・ブランドデザイン
プロジェクト体制
企画・開発・デザイン: 森 啓亮(CRE-COMSENCE代表)/ 開発支援: Claude Code(Anthropic)
学び・再現ポイント
・Cloudflareのサーバーレス構成は、小規模事業者が固定費リスクなしにWebサービスを持てる現実解 ・AI駆動開発(Claude Code)により、企画ドキュメントの質がそのまま開発速度に直結する。仕様を先に固めることが最大の時短 ・「ログを保存しない」設計は、プライバシー対応・DB費用・運用負荷の3つを同時に解決する ・この開発プロセスは、お客様のコーポレートサイト制作・Webサービス開発にもそのまま適用可能
制作イメージ




